【書籍紹介】学校の中の発達障害

今日は、最近読んだおすすめの本を紹介します。

本田秀夫先生の『学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち』という本です。

学校の中では、発達障害の児童生徒に「どうしらたいいんだろう?」と思っていることがよくあると思います。

そういった学校場面での具体例をあげ、それに対して

〇親ができること

〇先生ができること

を、それぞれの立場を尊重しながら、丁寧に解説をしてくださっています。
具体的で、「なぜ」そうしたらよいのかという理由がとてもわかりやすいです。

また、この本の中で本田先生は、そもそも「学校の標準が厳しすぎる」という問題提起をやんわりとしてくれています。

本に出てきた (発達障害の特性がある子は)
何かが「できない」というよりは、何かをするときに、「大多数の子どもたちとは違うやり方をする」ということだと考えています
という言葉がとても印象に残っています。

学校の「標準」が変われば、しんどい思いをする子が減っていくかもしれない。
”学校”という場所がどういう場所であると良いのか考え直すためにも、多くの学校関係者に広まったらいいなぁと思う本です。

続いて同じく本田先生が書いた本で、こちらも発達障害の理解にはオススメです。
『発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』

本田先生は発達障害を、障害というよりは少数派の種族と捉えており、そういった捉え方に変えていくことで「発達障害ってそういうことだったのか」と思うことがたくさんありました。
発達障害を理解するには、オススメの一冊です。

どちらも読んでよかったと思える本なので、ぜひ読んでみてください😊

コメントを残す